デザインプロセス

サイファーのデザインは、お客様のご要望の本質を捉えることを常に意識してプロセスを進めていきます。その手法は、単にヒアリングを行い、図面を提示するということではありません。お客様から頂くキーワードなどをもとに関係性を考えアイデアへ発展させます。

デザインプロセス・デザインに対する考え方

アイデアへの発展方法は様々にありますが、プロジェクトを通して、お客様が本質的なものは何かを考えていきます。お客様との限られた時間の中での対話の中から、プロジェクトとして叶えていきたいことを捉え、デザインのコンセプトとして表現をしていきます。形や色のデザインに入る前に、お客様の想いや考えを整理することで、デザインの方向性(コンセプト)が生まれ、オンリーワンの価値になると考えています。


デザインコンセプト作成

デザインのコンセプトを生む手法は多岐に渡ります。デザインコンセプトを提案する段階は、デザイナーにとって一番の腕の見せ所であり、そして、最も緊張感がある時かもしれません。お客様から頂くキーワードだけでなく、イメージや考えをもとにマインドマップなどの図や表、時には一枚の絵や写真でデザインのコンセプトを表現し、お客様に私たちの考えを誠心誠意お伝えいたします。

1.考え方を整理と対話
2.デザインコンセプト作成
3.コンセプトの具現化
4.基本平面プラン作成
5.デザインイメージ作成
6.イメージパース作成

1.考え方の整理

店舗デザインの考え方の整理

結果として、「良いモノづくりだった。」とするためには、私たちとお客様が同じベクトルを向く必要があると考えています。そのために対話の中で交わされる一つ一つの言葉を深く理解する必要があるのです。理解を深めるために、キーワードからの関係性や連想を考えたり、核となるイメージや写真を制作したりします。デザインの多くの部分は、色や形を考えることではなく、お客様とのコミュニケーションであり、その中から得たものをアイデアとして展開していくことであると私たちは考えています。


2.デザインコンセプト作成

デザインコンセプト作成

思考を広く、深く考えてプロセスを踏んだものは、必然的なコンセプトが生まれてきます。この世界にはデザインされたもので溢れているため、結果として形や色などの「見た目」は何かに類似することが出てきてしまうかもしれません。しかしながら、考え方の違うプロセスで作られたものは、全く違うものであると私たちは考えています。デザインのコンセプトを作成して、お客様へプレゼンテーションを行うことは、良いプラン・悪いプランということで判断をしていただくのではなく、CYPHERの考えに共感ができるかどうか、を感じて頂きたいと思っています。


3.コンセプトの具現化

デザインコンセプトの具現化

コンセプトは、考えだけで終わってはいけません。私たちが提案するコンセプトをどのように具体的にしていくかを考える必要があります。プランに入る前に一旦、一呼吸をおいて必要な空間の関係性を整えていきます。ゾーニングやダイアグラムといった表現手法を用いて、プランへのプロセスをわかりやすく作り上げていきます。


4.基本プラン作成

店舗設計の基本プラン作成

微調整をしたゾーニングやダイアグラムをもとに具体的な平面プランに落とし込んでいきます。一番初めにお見せする基本プランは、あくまで私たちがコンセプトや予算を考慮しながら具現化したプランの形となります。この段階でのプランが全てではありません。方向性に同意いただければ、より良いものとしていくために意見交換を重ね、より良い空間に整えていきましょう。


5.デザインイメージ作成

店舗デザインのイメージ作成

基本プランと並行して、どのような素材を用いるか、立体で起こしたときにどのような色や形にしていくのかなどをイメージしやすいように資料を準備いたします。平面だけでは見えてこないビジュアルをその時々の状況を考慮して、最適な表現方法でご案内いたします。図面やプレゼンテーションのツールは、お客様とのディスカッションやコミュニケーションを深め、理解するためのものです。


6.イメージパース作成

デザインイメージパース作成

最終的なデザインイメージをお伝えするためにCGやスケッチで空間を表現していきます。コンセプトが具現化された空間イメージをご確認頂き、ここでも意見交換をたくさん行っていきましょう。お互いに意見を出し合いながら、少しずつ全体を調整していき、素晴らしい空間となるように整えていきましょう。以上までがデザインコンセプト作成になります。


デザインコンセプトの作成はサイファーにお任せください

デザイン部門、施工部門、解体工事部門それぞれに強みと実績を持ったプロが在籍しております。「解体をセットにすると一般的な施工会社よりも解体費用を抑えることができるのか?」「一貫体制だとどのようなメリットがあるのか?」など気になることがございましたらどなた様もお気軽にお問い合わせください。皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げております。