CONCEPT:

街が時代に合わせて変化する時、その街の空気感を取り入れ変化し、その街にいる人々に継続して心地の良い空間を提供することが大切であると感じます。

STORY:

不動産オーナー様が所有する賃貸店舗の一室は、テナントが入居していない状態が続いていました。 年月が経過していくにつれて、内装の仕様は時代に合わないデザインとなり、街にそぐわないものへとなっていきました。 この状況を改善し、入居者を確保するための計画が今回のプロジェクト始まりでした。

空室を単一の部屋から2つの区画に分けることを決め、それぞれの部屋をコンセプトを持って進めることとしました。 それぞれの区画面積は、小さくなりますが様々な業態への貸出が可能になり、家賃も安価となるため入居しやすい環境となります。

また、入居希望者を募集しやすくするため、インテリアデザインの見直しを行いました。 各スペースの独自性を引き立たせつつ、機能性と快適さを重視するアイデアを提案しました。 夜のお店でありながら、温かみのある木材を使用し、会話や飲食をゆったりと楽しみ、長い時間、寛いでも苦にならない空間計画としました。 柔らかな照明と快適な座席が、お客様に寛いだ雰囲気を提供します。