通常、私たちが思い浮かべる立ち飲み居酒屋は、安価で、手軽で、サクッと寄れるイメージが強くありますが、オーナーがこのお店で実現したいことは、八事の周辺環境の特性に合わせた、選び抜いたお酒と選び抜いた素材で、手をかけた料理にこだわり、他とは違うおもてなしで振る舞う”和食料理屋”でした。
竣工年 | 2024年 |
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計画地 | 愛知県名古屋市 |
テナント区画面積 | 45.29㎡(13.7坪) |
デザイナー | CYPHER 溝渕 隆明 |
施工 | ドゥ ジ ドゥ 川澄祐貴 |
竣工年 |
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2024年 |
計画地 |
愛知県名古屋市 |
テナント区画面積 |
45.29㎡(13.7坪) |
デザイナー |
CYPHER 溝渕 隆明 |
施工 |
ドゥ ジ ドゥ 川澄 祐貴 |
立地は名古屋市内でもハイレベルな住居エリアとなる八事駅から徒歩すぐの場所となります。八事エリアは、名古屋市内の中でも指折りの富裕層エリアであり、多くの会社経営者や実業家が邸宅を構えます。近隣には大学も多く、周辺の商業施設や飲食店には、連日多くの若者たちが集まり、良い活気が溢れる街でもあります。
オーナーの想いを実現するために、大衆感と高級感の2つの”感”を考えていくことで、立ち飲み居酒屋の持つ和気あいあいとした活気あふれるイメージを保持しながら、空間に品を与え、舌の肥えた大人たちが集まり、落ち着いた活気が生まれる場所となります。
看板の書体は、すべてオーナーが筆で書かれた字体をパソコンで加工して、サインを制作しています。さらにこちらの赤い四角にあの部分は、オーナーが自作されたハンコの押印をサンプルしたサインとなっております。
店舗の一番の特徴としては、店内入ってから奥に広がって斜めに走っていくカウンターです。カウンターはゴムの修正材のオイル塗装、上げ台の部分は、表面が本物の石材の化粧シートを貼っており、空間の質を高めるポイントとなっています。
奥へ誘い込むと、このお店の1番にこだわった見どころあるの場所になります。曲面状に曲がって降りてくる天井の先に間接照明が仕込まれ、壁面の石材シートを照らし出します。曲面天井と壁面の境界が曖昧になり、光が降りてくる表現方法を施しました。
今回のお施主様からの発注体制は、デザイン:サイファー、解体工事:ウラシコ、内装設備工事:ドゥジドゥさん、厨房機器:厨房機器会社さんと5社間で契約をしている体制になっています。主要工事の各社間の契約とすることで、通常かかるマージンを抑え、全体予算の削減を行い、最大限のコストパフォーマンスで良いお店づくりをするためです。
また、サイファーは自社で解体工を抱えている株式会社ウラシコ傘下の事務所ですので、解体工事にはかなりの費用のメリットがあります。今回は、解体の費用面では、他社と比べても70万円近く、解体工事費用を削減できています。こういったコストコントロールの引き出しが多いことが、コンセプトデザインと合わせてサイファーの大きな強みの一つです。
その他お聞きしたいこと・疑問などありましたらお気軽にご連絡ください。
企業様、個人様問わず、どなた様もお気軽にご連絡いただけますと幸いです。皆様からのご連絡をお待ちしております。