成功する大衆酒場の店舗デザインのポイント|集客力アップ!にぎやかな雰囲気を演出するコツ

大衆酒場の店舗デザインのポイント

にぎやかで活気あふれる雰囲気が大衆酒場の魅力です。「大衆酒場のようなデザインにしたい」「女性でも入りやすい内装にしたい」など、大衆酒場の店舗デザインについてお悩みの方もいるのではないでしょうか。

大衆酒場をつくるには、集客力がアップするデザインのポイントやコツがあります。大衆酒場の傾向や支持される理由をおさえつつ、みんなが集うおしゃれな酒場にするテクニックをご紹介します。

店舗デザイン、オフィスデザイン、住宅のデザインなど、幅広いジャンルの設計施工を承っております。気になるデザインがございましたらお気軽にお問い合わせください。

サイファーのデザイン施工事例

大衆酒場が支持される理由

大衆酒場が支持される理由

大衆酒場が支持される理由には、サクッと入れる気軽さや飾らない時間が過ごせる気楽さなどが挙げられるでしょう。高級志向や落ち着いた雰囲気の居酒屋で静かに飲むのも良いですが、お酒を飲むからには楽しくわいわい喋りたい人もいます。そんなニーズを満たすのが大衆酒場の役目です。

また、落ち着いら雰囲気やおしゃれな居酒屋が増えてきた今、気取らない大衆酒場に懐かしさを感じて立ち寄る人も少なくありません。親しい仲間と、会社の人と、気兼ねなく過ごせる雰囲気が支持されていると言えます。

大衆酒場の店舗デザインの傾向

大衆酒場の店舗デザインの傾向

誰でも入りやすく、仲間とワイワイ喋りながらお酒が楽しめるのが大衆酒場のいいところです。

店舗デザインもその雰囲気を踏襲して、高級居酒屋のような落ち着いた明かりで個室がいくつもあるようなつくりではなく、ひとつのスペースにたくさんのテーブルがある開けた空間をつくることが多い傾向にあります。

また、使用する素材も木材や布など温かみのあるものを使用すると、大衆酒場の人情味あふれた雰囲気をより引き立てられます。店舗のコンセプトを大切にしつつ、デザイン傾向もおさえて大衆酒場らしさも引き出していきましょう。

大衆酒場の店舗デザインでおさえたいポイント

では、大衆酒場をデザインするにあたって大切なポイントにはどのようなものがあるでしょうか。雰囲気の良い大衆酒場がつくれるように、しっかりとポイントをおさえましょう。

入りやすいファサードデザイン

入りやすいファサード

大衆酒場で大切なのは、なんといっても入りやすさです。男性はもちろん、女性も入りやすいデザインの方が集客力もアップします。

中が大きく見えるデザインのファサードなら、入りやすいことはもちろん、店内の楽しげな様子が見えて思わず入りたくなるでしょう。ガラス張りや解放しやすい引き戸などを使って、オープンな印象に仕上げます。

また、看板やメニューが出ていることも入りやすさにつながります。写真付きのメニューなどは、食欲を刺激できるのでおすすめです。

気取らない雰囲気の内装

気取らない雰囲気の内装

シックな雰囲気よりも、木材や明るい気持ちになるカラーを中心にして、気取らない雰囲気を演出する方が良いでしょう。仲間で楽しく時には隣のテーブルの人とも会話が弾む、そんなにぎやかで明るい空間を目指したい場合は、温かみのある素材や明るいカラーで雰囲気を後押しします。

コンセプトは大衆酒場だけど少し落ち着いた雰囲気にしたい、という場合には、木材の色味を濃色寄りなものにするだけでも大きく雰囲気が変化します。

酒場としてのコンセプトの明確化

酒場としてのコンセプトの明確化

大衆酒場と一口に言うだけでなく、他の店舗との差別化をはかることも大切です。そのためには、コンセプトの明確化が必要で、店舗をデザインする上でも重要な役割を担います。どのような料理を出すのか、どのようなお酒をメインにするのかなど、店舗の強みとなる要素からコンセプトを固めていきましょう。

大衆酒場なので、ターゲットを絞りすぎる必要はありませんが、仕事帰りの働く人たちをメインとするのか、家族連れでも楽しめるような場所にするのかなども定めておくと、方向性が決めやすいです。

効率的に料理やドリンクを提供できる配置と導線

配置と導線

大衆酒場には、注文した料理やお酒がすぐに届くイメージがあります。それを実現させるためには、効率的に品物を提供できる、キッチンからテーブルまでの導線や、テーブルから洗い場までの導線を考える必要があります。

料理やお酒の提供や片付けがスムーズだと、客の回転率にも影響が出ます。大衆酒場はのんびりしてもらうことも大事ですが、ある程度回転率も考えたいところなので、導線のデザインはきちんと行いましょう。

にぎやかな雰囲気を演出するコツ

ここからは、大衆酒場らしいにぎやかな雰囲気を演出するコツを紹介します。

みんなでわいわいできそうな開いたデザイン

わいわいできる店舗デザイン

個室や半個室、パーテーションで区切った空間をたくさんつくるよりは、ワンフロアにテーブルがいくつも並ぶ、開けたデザインの方が大衆酒場らしさが演出できます。

高級志向の居酒屋では、プライバシーなどに配慮したデザインを採用しますが、大衆酒場ではにぎやかな雰囲気を重視しましょう。最初は3人で飲んでいて途中からさらに3人合流するという場面でも、隣のテーブルをサッとくっつけて大きなテーブルとして使える利便性の良さが大衆酒場の強みです。

照明は明るめでOK

明るめの照明デザイン

明るい雰囲気を演出したい場合は、照明を明るめにする物理的な方法も有効です。照明を落として落ち着いた雰囲気にすると、どうしても気持ちも落ち着くほか、あまり大きな声で喋れない雰囲気にもなりがちです。

大衆酒場は、そういったことは気にせずに楽しく過ごせる場所なので、あえて照明を明るめに設定することをおすすめします。また、明るい照明は外から見た時に「営業中」の証としても役立つでしょう。

座席の配置は狭めにするとにぎやかな印象

大衆居酒屋の座席

大衆酒場は、キャパも重視したいのでテーブルとテーブルの配置は狭めに取ってもかまいません。むしろ、少し狭めの方がたくさんのお客様が楽しくお酒を酌み交わすにぎやかさが演出できます。

ただし、テーブル配置が狭すぎると導線に支障が出るので、やりすぎには注意が必要です。

まとめ

大衆居酒屋のデザインのポイント

成功する大衆酒場の店舗デザインのポイントについて解説しました。にぎやかな雰囲気にしたい大衆酒場には、デザインのコツがあります。気心の知れた仲間と楽しい時間を過ごせるような空間を演出しましょう。

私たちサイファーは、「こんな大衆酒場がつくりたい」「理想の大衆酒場に近づけたい」というお客様の要望に、独創的なデザインでお応えします。イメージだけでも大丈夫ですので、ぜひ一度ご相談ください。