外観と入り口の店舗デザインで集客力アップ!おしゃれなファサードデザインで差別化を図ろう!目立つ外観のポイント

和モダンなファサード

最近、店舗デザインにおいて外観の重要性がますます高まっています。その理由は、集客率アップが関係してくるから。おしゃれで個性的な外観デザインにするだけで、集客力に大きな影響を与えます。

では、具体的にどのようなポイントに注意してデザインすれば、魅力的な外観が実現できるのでしょうか?

この記事では、目を引く外観づくりのポイントについて解説します。外観づくりに関する注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

店舗のデザインに関する記事は以下の記事カテゴリーでまとめています。店舗デザインのトレンド、リフォームのコツなどを詳しく解説していますので、ぜひこちらも合わせてご確認ください。

店舗デザインのポイント徹底解説

外観(ファサード)とは

おしゃれなファサードデザイン

外観(ファサード)とは、建物の外側の正面や外壁、外観のことを指します。一般的には、建物の外観全体をいう場合が多いです。店舗の場合は、看板や照明、カラーコーディネート、ディスプレイの配置など、外観を装飾する要素が含まれます。

外観はお店の顔であり、集客力を高めるためには、魅力的で個性的な外観デザインが必要です。そのためにおさえておきたいポイントは「入りやすいお店」と「目を引くこと」がポイントとして挙げられます。それぞれ詳しく解説します。

入りやすい店舗外観のポイント

入りやすい店舗外観のポイント

「入りやすさ」を感じるのは、集客においてとても大切なことです。そこで「清潔感があること」「お店の様子がわかること」「親しみやすい雰囲気があること」、この3つの要素がお店の入りやすさに影響していると言えます。

これらのポイントを心に留めて、お店の入り口や外観をどう工夫すると、より心地よく感じられるかを一緒に考えてみましょう。

入り口で感じる「清潔感」について

掃除をおろそかにしない

入り口周辺にゴミが落ちているだけで、お店全体の印象が損なわれてしまいます。開店前や閉店後はもちろん、お昼休みなどの少しの時間でも、こまめにチェックと掃除を心がけましょう。

また、ドアの取っ手や玄関マットなどの細部も大切に。お客様の目は細かいところにも届いていますから、小さなことでも気にかけておきたいですね。

無駄なものは避ける

不必要なものは置かないようにし、店外ディスプレイも通行の妨げにならないよう配慮しましょう。目立たせるために、傘立てや灰皿などをついつい起きがちですが注意が必要です。

入り口がごちゃごちゃしていると店舗全体の印象を残ってしまいます。きちんと整理されたスペースは、清潔感を高める効果もあります。

外観で「お店の様子がわかる」ようにするには?

商品や価格を明示する

「価格帯がわからない」と感じることで、多くの人が新しいお店への入店をためらうことにつながります。看板などを用いて商品や価格を示すことで、お客様が安心して入店できる道を開くことができるのです。

メニューボードや黒板などでメニューと価格を示すだけで、お客様は価格についてのイメージが湧きます。さまざまな方法で情報を提供し、お客様をお迎えしましょう。

「親近感」を感じさせる入り口

ドアのデザインで暖かみを出す

ドア(入り口)のデザインは親近感をもってもらうデザインにしましょう。金属製の冷たい印象のドアより、木やガラスを使った明るく暖かい印象のドアの方が、お客様は親近感を感じやすいです。

お客様に気軽に入店してもらう工夫

例えば、居酒屋などでは、看板に「ドリンクのみの利用も歓迎!」や「お一人様歓迎」などの言葉を添えると、一層入りやすいお店になります。

お店の入り口はお客様との最初のコミュニケーションの場所。それぞれの要素を大切にし、お客様にとって心地よい空間を提供しましょう。

目を引く店舗外観のポイント

目を引く外観づくり

おしゃれで個性的な外観デザインは、お店の魅力をアップさせ、集客力を高めるために欠かせません。そのため、外観のデザインには慎重に取り組むことが大切です。

さまざまなポイントを押さえながら、お店のイメージに合った魅力的なファサードデザインを実現する方法をお伝えします。

目立つ色や形を使う

人々が通り過ぎる中でお店を認知してもらうためには、鮮やかで明るい色や独創的な形状を取り入れることが効果的です。

たとえば、街中で一般的な色合いの建物が多い中で、目立つ色合いの建物や看板は、一瞬で目に留まります。また、独創的な形状のディスプレイや看板も、人々の注目を集められます。

ただし、目立つ色や形状を取り入れる際には、周囲の環境にも配慮することが重要です。周りと調和しない派手なデザインは、逆に不快感を与えることもあるため、適切なバランスを保ちながら取り入れることが大切です。

照明を工夫する

照明は、店舗の外観をより魅力的に見せるために重要な要素の一つです。適切な照明を使うことで、建物や看板のデザインをより美しく、目立たせられます。

照明の工夫の例として代表的なのが、お店の看板にスポットライトを当てること。スポットライトを当てることで、看板の文字やイラストをより鮮明に浮かび上がらせられます。また、屋根や壁面にダウンライトを設置することで、建物の立体感を強調する効果もあります。

ただし、照明を利用するには、周囲の住民やビル管理者との配慮が必要です。適切な時間帯や明るさを設定することで、周囲の迷惑にならないように注意することが重要です。

大きな窓を設置する

大きな窓を設置することで、店内の様子が外から見えるようになり、通行人が興味を持ちやすくなります。また、窓からの自然光によって、店内が明るくなり開放感が生まれます。

ただし、プライバシーや日差しの調整などに配慮する必要があります。

環境に合わせたデザインを考える

店舗の外観は、立地する場所や周辺環境に合わせたデザインを考えることが重要です。

例えば、歴史的な建物が多いエリアであれば、それに合わせた伝統的なデザインを取り入れると、周辺の風景に調和した外観を作れます。

また、都会の中心部であれば、現代的なデザインを取り入れることで、都会的な雰囲気を表現できます。環境に合わせた外観デザインを取り入れることで、周囲の人々の目を引くことができ、集客につながります。

迷ったらコレ!店舗におすすめのおしゃれな外観デザイン

おしゃれな店舗外観

店舗のファサードデザインを考える際、何を重視するか悩んでしまうこともあるかもしれません。そんな方は、ここで紹介する外観デザインを参考にしてみてください。おしゃれなデザインの一例を紹介します。

モノトーンのモダンな外観

黒や白などのシックな色味を基調とした、シンプルなモダンな外観は、スタイリッシュで印象的です。モダンな外観はかっこいいイメージに仕上がり、女性だけでなく男性にも好まれます。

ウッド調のナチュラルな外観

木材を使ったナチュラルな外観は、温かみがあり、自然な雰囲気を演出できます。木製の看板や窓枠、屋根などを取り入れると、よりオーガニックでアットホームな印象になるのでおすすめです。

カラフルでポップな外観

ビビッドなカラーを使ったポップな外観は、若者を中心に人気です。色とりどりの看板や、ウォールアートを取り入れることで、おしゃれで遊び心のあるデザインになります。

アートな外観

アートを取り入れた外観は、独創的でインパクトがあります。例えば、外観にアーティストが描いた絵や、アート作品を展示することで、おしゃれでユニークなデザインになります。

集客に向けた、店舗の外観デザインの注意点

ナチュラルなデザイン

店舗の外観デザインは、ただおしゃれにすればいいというわけではありません。集客を見越すなら、集客に必要な対策が必要です。外観デザインで陥りやすい注意点を挙げていますので、デザインを考える際の参考にしてみてください。

ターゲット層に合わせたデザインを考える

店舗の外観はコンセプトも大切ですが、ターゲット層に合わせたデザインを取り入れましょう。

ターゲット層に応じて、外観デザインは大きく異なります。若年層をターゲットにしているなら、カラフルなデザインやポップな看板が人気です。

一方で中高年を対象にするなら、落ち着いた雰囲気を出せるシンプルなデザインが好まれます。

競合店との差別化を図る

同じ商業エリアに競合店がある場合、その店舗と同じような外観をしていては集客につながりません。まずは、外観デザインで差別化を図ることが重要です。

例えば、競合店が洋風の外観を取り入れているのであれば、あえて和風のデザインにしてみるといった感じです。

店舗の外観デザインはお店の顔といっても過言ではありません。独自性を出せる外観デザインを心がけましょう。

シンプルでわかりやすいデザインにする

店舗の外観デザインは、派手さを出せばいいというわけではありません。あまりに複雑なデザインだと、お客様からは一目でわかりにくく逆効果です。

大切なのは「一目で店舗のコンセプトがわかる」ということ。看板の文字の大きさやフォントにも注意し、見やすさを重視してみましょう。

まとめ

おしゃれな店舗の外観

店舗デザインは、おしゃれで魅力的な外観を作ることが集客につながります。まずは、外観デザインに力を入れ、周囲と差別化を図りましょう。

目を引く外観づくりのポイントとしては、色や形、照明、窓などを工夫することが重要です。また、周囲の環境に合わせたデザインを考えることも忘れてはいけません。

これらのポイントを押さえることで、集客に大きな影響を与えます。今回紹介した外観デザインの一例を参考に、店舗のコンセプトに合った外観づくりを目指しましょう。

私達がこれまで手掛けてきたデザイン事例(設計事例、施工事例)をご紹介します。 店舗デザイン、オフィスデザイン、住宅のデザインなど、幅広いジャンルの設計施工を承っております。気になるデザインがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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