アジアンエスニックなお店の店舗デザインのポイントとは?取り入れたいアイデアとインテリア選びのポイントを解説します

アジアンエスニックなお店

お店の店舗デザインを行う際に、アジアンエスニックなお店のスタイルに興味がある方が増えているのではないでしょうか。アジアンエスニックの非日常的な空間に魅力を感じるため人気の高いスタイルといえます。

しかしアジアンエスニックは特徴的なスタイルであり、どんな店舗デザインを行えばよいか悩まれる方が多いかと思います。

そこで今回の記事では、アジアンエスニックな店舗デザインのポイントやアイディアやインテリアについて詳しく解説していきます。

デザインコンセプト作成の流れは以下のページで詳しく解説しています。実際にお客様に提案しているマインドマップや図表、イメージパースを元に、考え方の整理方法からコンセプトを具現化するまでを解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。

デザインコンセプト作成の流れ

アジアンエスニックとは?

アジアンエスニックとは

店舗デザインのスタイルのひとつとされている、アジアンエスニックですが、似たような言葉ではありますが、その意味には違いがあります。

まず「アジアン」ですがアジア風という意味の言葉であり、アジア風の文化やファッションを意味します。特徴としては、オリエンタルな雰囲気やカラフルな色彩やデザインの家具や雑貨など人気のあるものが多いです。

「エスニック」は民族風という意味で使用される言葉で主に中南米、アフリカ、アジアの文化やファッションのことをいいます。特に日本では料理のことを「エスニック」ということが多く、スパイスや香草を使用した料理をイメージします。

「アジアン」と「エスニック」は似たような意味があり混同しがちではありますが、大きく分けると「アジアン」はアジア限定であり「エスニック」は広い地域を指す言葉と覚えておきましょう。

アジアンエスニックな店舗デザインのポイント

アジアンエスニックな店舗デザインのポイント

アジアンエスニックなお店の店舗デザインを進めていくうえで抑えておくべきポイントがあります。

・家具やインテリアの素材に天然素材を使用する

・南国をイメージさせる観葉植物を置く

・内装は落ち着いた色で統一する

・照明による空間演出を行う

上記のポイントを抑えた店舗デザインを行うことで、アジアンエスニックも特徴である非日常的な雰囲気に近づけます。

注意点として、個性やスタイルの主張をしすぎると、お客様が入店しづらくなる可能性があるため、バランスを意識して店舗デザインを行いましょう。

家具やインテリアの素材に天然素材を使用する

家具やインテリアの素材に天然素材を使用する

まず店内で使用する家具やインテリアは天然素材を使用しましょう。天然素材の中でも、東南アジアの雰囲気が出る木材などがおすすめです。バンブー(竹)、ヒヤシンス、ラタン、ヤシ、ヘンプ(麻)などが特におすすめです。

東南アジアの家具やインテリアは機能性が高く、吸湿効果や通気性の良いものが多いので、インテリアの雰囲気づくりに加えて、快適な店内環境をつくれます。

さらにメタル素材やプラスチック素材などの人工素材を合わせてアジアンモダンな雰囲気をつくることが可能であるため、興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。

南国をイメージさせる観葉植物を置く

南国をイメージさせる観葉植物の置くことで、アジアンエスニックな雰囲気を簡単に出せます。観葉植物の癒やし効果によって、居心地の良い空間づくりにもつながります。

南国をイメージさせる観葉植物で代表的なものをいくつか紹介します。

ゴムの木

育てやすく種類も多くインテリアとして人気がある観葉植物です。ゴムにアレルギーがある方は触れないように注意する必要があります。

ウンベラータ

大きな葉っぱが特徴的で育てやすく、人気がある観葉植物です。しかし寒さには弱いため注意が必要です。

エバーフレッシュ

少しの風でも葉が揺れ清涼感のある観賞植物で、天然の空気清浄機と言われ人気があります。直射日光に当てると葉焼けし、葉が落ちる原因となるため窓際には置かない方がいいです。

モンステラ

大きめの葉に独特な切れ込みのある人気の観葉植物です。一般的には小ぶりなヒメモンステラという種類で小ぶりに育てることが多いです。

内装は落ち着いた色で統一する

アジアンエスニックな空間をつくるためには、内装は落ち着いた色で統一しましょう。ブラウンやベージュなどの自然に存在するアースカラーを多く使用することがおすすめです。

アースカラーはアジアンスタイルの家具やインテリアとの相性もいいので、統一感が生まれ落ち着いた空間づくりが可能です。

照明による空間演出を行う

アジアンエスニックなお店づくりに欠かせないのが照明による空間演出です。ペンダントライトやフロアスタンド、間接照明を有効に使用することで、アジアンテイストの雰囲気を演出することが可能です。

照明のカバーやセード部分に天然素材の材料を使用することでよりアジアンテイストのイメージを強めてくれます。

さらにランプは電球色の暖かみのある色を用いることによって、陰影を強くして立体感を出して、落ち着いた空間づくりを行いましょう。

アジアンエスニックのアイデアやインテリア選びのポイント

アジアンエスニックのアイデアやインテリア選びのポイント

アジアンエスニックな店舗デザインを行ううえでのポイントについて解説しましたが、さらに効果を高めるためのアイデアやインテリア選びのポイントがあります。

・個性的なラグでアジアンテイスト効果を高める

・アジアン家具による魅力的な空間づくり

・天然素材のカーテンなどを設置

上記のポイントを詳しく紹介します。

個性的なラグでアジアンテイスト効果を高める

アジアンエスニックの効果を高めるために、個性的なラグの設置が効果的です。アジアンテイストのラグは、アジアン家具と合わせて設置することでリラックス効果もありおすすめのインテリアです。

アジアン家具による魅力的な空間づくり

アジアン家具による魅力的な空間づくり

アジアンエスニックな雰囲気をつくるには、家具による空間づくりが大切です。特徴的なデザインのものや天然素材の家具をそろえることで、魅力的な空間づくりが可能です。

アジアン家具の中に、無機質な家電を合わせてみることで、また違った雰囲気をつくることも可能です。

天然素材のカーテンなどを設置

天然素材のカーテンなどの設置は存在感があり、インテリアのポイントとして効果的です。

特に竹のカーテンは、アジアンリゾートのような雰囲気の演出に効果的であり、観葉植物などと合わせて設置するレイアウトはおすすめです。

まとめ

アジアンエスニックなお店の店舗デザインのポイント

今回の記事では、アジアンエスニックなお店の店舗デザインのポイントや、空間づくりのアイデアやインテリア選びのポイントについて解説していきました。

アジアンエスニックな雰囲気はリゾート感を思わせる、非日常的な空間が特徴で人気のスタイルです。アジアンテイストの家具や小物など人気があるため、おすすめのスタイルといえます。

店舗デザインを行う際には、ポイントをしっかり抑えて進めていくことで魅力的な空間をつくっていきましょう。アジアンエスニックなお店の店舗デザインで悩みがある方は、私たちサイファーにぜひ一度ご相談ください。

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