マンションデザイン会社の選び方のポイントとは？理想のマンションデザイン会社を見つけるための重要なポイントを解説します
cypher2023
マンション業界においてもデザイン性の高いデザイナーズマンションなどは需要の高いマンションです。通常のマンションとの差別化を行え、付加価値として物件の価値を上げてくれます。そんなマンションデザインの会社の選び方のポイントについて解説してみます。
マンションデザインに関する記事は以下の記事カテゴリーでまとめています。マンション、アパートのデザインのトレンド、リフォームのコツなどを詳しく解説していますので、ぜひこちらも合わせてご確認ください。
マンションデザインの重要性を考えてみましょう
まずマンションデザインの重要性について、もう一度考えてみましょう。
マンションデザインの重要性は、その機能性、美観、および居住者の生活品質に大きく影響を与える点にあります。優れたマンションデザインは、限られたスペースを最大限に活用し、快適で機能的な居住空間を提供します。
美観の面では、外観や内装のデザインが建物全体の魅力を高め、住む人々の満足度や幸福感を与えます。機能の面では、家事を助ける設備や、LEDなどの節約設備、生活動線を整えることなどによって、長期的なコスト削減にもつながります。
つまり、マンションデザインは単に見た目を「整える」だけではなく、居住者の生活の質を向上させ、生活を支援するための役割も持ちます。
マンションデザインのデメリット
マンションデザインの重要性を説いてみましたが、マンションのデザインにはデメリットもあります。それはズバリ建築コストの増加や退去時の原状回復コストの増加です。
こだわりあるデザインを行っていくことで、当然ながら建築コスト（デザインコスト）はアップしてしまいます。さらにそのマンションを退去する場合、原状回復コスト（入居時に戻すコスト）が増加する可能性があります。
マンションデザインを考える際は、コストとのバランスを考えたマンションデザインを行いましょう。このデメリットへの対処法は、後ほど詳しく解説します。
マンションデザイン会社の種類
デザインされたマンションづくりを検討される際に、どんな会社を選べばいいのかわからないことでしょう。マンションリフォームする工事は決して安い工事ではありません。
完成後も何十年と長期的な付き合いが続く重要な会社選びです。現在でも構造偽装や手抜き工事がニュースで取り沙汰され、そんな不安のない会社を選びたいと思います。
マンションデザイン会社においては「デザイン設計事務所」「ハウスメーカー」「工務店」と主に3種類の形態の会社があります。各形態の会社ごとに特徴であったり、メリット・デメリットが存在しますので自身に合った業者選びを行いましょう。
デザイン設計事務所
デザイン設計事務所は、住宅設計の専門知識を持つプロフェッショナルで構成されています。デザイナーが在籍しており、施主のニーズと好みに合わせて、オーダーメイドのデザインを作成してくれます。
これにより、一般的なマンションとは異なる、ユニークで個性的な住空間を実現することが可能です。また、デザイン事務所の中でも、プロジェクトの初期段階から完成まで、一貫した管理体制を持った会社がおすすめです。これにより、プロジェクトがスムーズに進行し、期限内に品質の高い成果物が完成します。
私たちサイファーはマンションのリフォームリノベーションを得意とする事務所です。原状回復や内装解体工事業者から生まれた我々は自社内に解体部隊、デザイン部隊、施工部隊を有しています。これにより、解体から設計施工までを一括で管理できる体制が整っています。
マンションデザインでお悩みの方は、ぜひ一度私たちにお気軽にご相談ください。
サイファーのデザインコンセプト作成の流れは以下のページで詳しく解説しています。実際にお客様に提案しているマインドマップや図表、イメージパースを元に、考え方の整理方法からコンセプトを具現化するまでを解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。
ハウスメーカー
ハウスメーカーは比較的規模が大きい会社が多く、小型の賃貸住宅や賃貸併用住宅の販売を得意としています。一番のメリットとして設備や内装など仕様などが統一されているため、品質の均一化が行われています。その知名度の高さや安心感も魅力のひとつで、サービスが充実している点などもメリットといえます。
しかし、それ故に、細かい仕様の変更やデザインに自由度があまりないのがデメリットです。ハウスメーカーに依頼する際は、デザインに強いアレンジが効くメーカーに依頼することをおすすめします。せっかくのマンションデザインですので、こだわりを汲み取ってくれるメーカーに依頼しましょう。
工務店
工務店は、基本的に「施工」をメインとしている会社です。「大工さん」とイメージするとわかりやすいと思います。比較的小規模な企業が多く、地域密着型で運営していることが多いです。コストが比較的安く、小規模な変更や細かな要望にも柔軟に対応しやすい傾向があります。
デメリットは、「施工」をメインとしているため、デザイナーが在籍しておらず、デザインに特化したスキルやセンスが限られている場合があり、より洗練されたデザインを求める場合には不向きであると言えます。
マンションデザイン会社を選ぶポイント
最後に、理想のマンション会社を選ぶポイントを考えてみます。これらのポイントは先程紹介したいずれの業者にも当てはまる共通のものです。実際に業者選びをスタートされる際は、これからご紹介するポイントを念頭において、選定基準にしてみてください。
オーナーの想いを大切にしてくれる会社を選ぶ
最初にお伝えしたいのは、オーナーの想いを大切にしてくれる会社を選びましょう。デザインを行う際には、なぜそのようなデザインをしたいのか？目的は？望む効果は？などオーナーの想いがつまっているものです。
そんな大切な想いを理解して、デザインを一緒に進めてくれ、適格な提案をしてくれる会社を選ぶことが、理想のマンションデザインへの第一歩です。いきなり予算を聞いてくる会社ではなく、想いを聞いてくれる会社を選ぶと間違いありません。
マンションのデザイン経験が豊富な会社を選ぶ
マンションの改装が得意な会社を選ぶコツは、その会社がどれだけ多くの改装を成功させてきたか、つまり実績を見ることも重要です。ホームページに載っている改装の例を見れば、その会社がどれだけ仕事をうまくやって、お客さんを満足させているかがわかります。
たくさんの改装事例を公開している会社は、多くの人に選ばれている証拠です。また、どのようなデザインの改装をしているかも見てみましょう。いろんなスタイルの部屋に対応できる会社を選ぶことがおすすめです。
ローンのアドバイスや物件探しなども手伝ってくれる会社を選ぶ
家を探したり、ローンを組むことから相談できる業者を選ぶと、より安心です。こういったアドバイスにも真摯に、丁寧に対応してくれる業者は、デザイン設計業務や施工業務も丁寧に対応してくれる可能性が高いです。
また、中古のマンションを買って直すとき、最初の家探しから手伝ってくれる業者を選ぶと、間違いが少なくなります。このようにマンションリフォームをイメージされてからは、できるだけ早いタイミングで専門家に相談することをおすすめします。
一つの会社だけではなく、複数の業者に相談してみてください。その中で、対応を比較検討されることをおすすめします。もちろん、私たちサイファーにもお気軽にご相談いただけます。
マンションデザイン会社選びの注意点
マンションデザイン会社の選び方の方法について解説していきました。最後に、マンションデザイン会社選びを行ううえでの注意点についても解説していきます。
マンションデザイン会社の選びと同じように、管理会社選びに注意しましょう。マンションの管理会社は一般的に、契約関連業務、家賃回収業務、退去時の立会や鍵の管理、入居者のクレーム対応など、オーナーが行うには負担になるようなことを一括して管理してくれます。
管理の内容は会社によってさまざまです。マンションは工事完了して終わりではなく、工事完了後から長期的な管理が必要です。デザインも重要ですが、長期的な目でみた管理の方にも注意しましょう。
まとめ
今回はマンションデザイン会社の選び方について、重要性や選ぶ際の基準を説明していきました。マンションデザインには確かなメリットがある反面、デメリットも存在します。そのメリットを最大限に、デメリットを最小限にできるように、理想のマンションデザイン会社の選択を行っていきましょう。
私達がこれまで手掛けてきたデザイン事例（設計事例、施工事例）をご紹介します。 店舗デザイン、オフィスデザイン、住宅のデザインなど、幅広いジャンルの設計施工を承っております。気になるデザインがございましたらお気軽にお問い合わせください。
