【飲食店】人を惹きつけるエントランスとは?店舗デザインの観点から入り口作りのポイントを解説します
飲食店の顔ともいえるエントランスは、店舗デザインにおいて重要な部分であり、どんなデザインがいいのか悩まれる方が多いのではないでしょうか?
エントランスによって、お客様の印象が大きく変わり、集客にも大きく影響を与えます。ポイントを抑えていない店舗デザインは、エントランスを良くも悪くもなる可能性があります。
そこで今回の記事では、人を惹きつけるエントランスはどんなものか?エントランスづくりのポイントについて解説していきます。
デザインコンセプト作成の流れは以下のページで詳しく解説しています。実際にお客様に提案しているマインドマップや図表、イメージパースを元に、考え方の整理方法からコンセプトを具現化するまでを解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。
エントランスの必要性とは?
飲食店において、エントランスはお店の顔であり、一番最初にお客様の目に触れる場所です。エントランスでお店の第一印象が決まり、入店するかどうかの判断にもつながります。
入店の判断基準になるので、集客や売上にもつながる重場所であり、必ず必要な場所です。お客様を集客することが、エントランスの役割でもあり興味や注目を集めることが必要です。
エントランスは飲食店では、必ず必要な場所であり、店舗デザインにおいてもしっかりと検討し決めていくことが求められます
魅力的なエントランスのデザインとは?
お店の顔である、エントランスを魅力的にするためのデザインにはいくつかのポイントがあります。
・お客様の目に止まるデザイン
・店舗の内容がわかるデザイン
・動線を意識したエントランス
主に上記の3つのポイントがあります。全てを網羅することで魅力的なエントランスに近づきますので、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
お客様の目に止まるデザイン
まずお客様の目に止まるデザインにすることが必要です。お客様の興味や注目を集め目に止まるデザインでなければ、入店されることもなく、売上につながりません。
しかし、派手に目立つデザインにすればいいのではなく、来店につながるデザインかどうかが大切です。
ターゲットとなる客層に合わせて、明るさを変えたり、素材や色を変えたりといった工夫が必要です。目立つことだけでなく、客層を意識した適切なデザインにしていきましょう。
店舗の内容がわかるようなデザイン
次に店舗の内容が一目でわかるデザインにすることも必要です。
飲食店であれば、どんな料理を提供するのか、お酒の提供はあるのかなど、一目でわかるデザインであれば、目的にあった店舗であればお客様が立ち止まる可能性が高くなります。
どんなお店なのかが、エントランスでわかればお客様の安心感にもつながります。
さらにメニューや看板などを出して、提供する料理のイメージが明確になれば、さらに安心感を高め、入店へとつながります。
提供する料理の和洋中などに合わせたエントランスのデザインにすることで、より店舗の内容を発信できるため、提供する料理などに合わせたエントランスデザインを行いましょう。
動線を意識したエントランス
魅力的なエントランスデザインには、通行人の動線を意識することも必要です。通行人がどちらの方から流れてくるかなどを把握することで、メニューや看板の設置位置を考慮し、目に止まりやすい位置に配置しましょう。
通行人に見えにくい位置にメニューや看板を設置しても、目に止まる可能性が低くなり、せっかくのアピールが不完全なものとなります。
店舗周辺の人の流れは、売上に直結する非常に重要な部分ですので、出店前の事前調査をしっかり行い、適切な店舗デザインを行いましょう。
エントランスデザインで伝えるべきポイントとは?
魅力的なエントランスデザインとはどんなものかは説明していきましたが、具体的に提示する内容がいくつかあります。
・提供する料理のメニュー
・提供する料理の値段
・店舗のコンセプト
上記の3つを提示することでよりエントランスデザインが充実してくるため、それぞれについて詳しく紹介していきます。
提供する料理のメニュー
飲食店には、和、洋、中の種類からさらに焼肉屋やお寿司屋さんなどの専門店などのさまざま種類があります。提供するメニューが明確であれば、料理のイメージがしやすく入店もしやすいです。
さらにおすすめのメニューや、人気の看板メニューなどお客様の興味を引くものを提示できれば魅力的なものとなるため、メニューの構成からデザインしていくことが大切です。
提供する料理の値段
飲食店で入店を検討をする際には、料理の内容と合わせて値段も重要な要素です。お客様は食べたい料理と予算が決まっていることが多く、その二つが合うことで入店を決めます。
そのため、提供する料理の平均的な相場感を把握したうえで値段の決定をし、提示していくことが大切です。
相場からかけ離れた値段では、入店へつながる可能性が低くなるため、しっかりした調査を行い、料理と値段が妥当なものにしていきましょう。
店舗のコンセプト
最後にお店のコンセプトを明確にし提示していきましょう。お店のコンセプトを明確にすることは、店舗がどのようなお店なのかを伝えるためには重要です。
さらにコンセプトの明確化は、競合店舗との差別化を行うことができます。競合店舗との差別化は、飲食店においては重要でターゲットの客層が被ることがなくなります。
コンセプトを明確にしたり、伝えることは難しい部分ではありますが、しっかり検討を行い、魅力的なコンセプトの設定を行いましょう。
まとめ
今回の記事では、人を惹きつけるエントランスとはどんなものか?デザインはどんなものかについて解説していきました。エントランスは店舗の顔であり、デザイン性の高さが求められる部分です。
デザインのポイントや、伝えるべきポイントの実践をしっかり行い、魅力的なエントランスづくりを行いましょう。魅力的なエントランスづくりに重要な店舗デザインについてお悩みの方は、私たちサイファーにぜひ一度ご相談ください。
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