店舗改装を失敗しないための内装業者の探し方とは？優良業者の見分け方を店舗デザイン会社が解説します
cypher2023
新しく開業するためや、店舗の雰囲気を一新するために行う店舗改装は、重要な要素です。そんな店舗改装を失敗することなく、優良業者に依頼したい方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、店舗改装を失敗しないための内装業者の探し方から、優良業者の見分け方について詳しく解説していきます。店舗改装をご検討中の方はぜひ参考にしてください。
デザインコンセプト作成の流れは以下のページで詳しく解説しています。実際にお客様に提案しているマインドマップや図表、イメージパースを元に、考え方の整理方法からコンセプトを具現化するまでを解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。
店舗改装を行う内装業者とは？
店舗改装を行う内装業者とは、店舗改装のデザインから工事までを請け負う、工事業者やデザイン業者のことをいいます。
その形態は大きく分けて3種類あります。
・店舗内装業者
・工務店
・店舗設計、デザイン会社
ここからは、上記の3つの種類について詳しく解説します。
店舗内装業者
店舗内装業者は、店舗改装に関するデザインから工事までの全てを自社で行うことができる業者のことをいいます。
メリットとしては、全てを自社で行うためトータルコストが比較的安く抑えられる傾向にあります。
打合せの内容などについても自社でデザインして工事を行うため、伝達ミスによる工事の間違いなども起きにくいです。
内装業者でも店舗が得意な業者や、住宅が得意な業者と得意な工事は違いますので、店舗改装の実績が豊富な内装業者を選びましょう。
工務店
工務店は、新築住宅からリフォームや店舗など幅広く仕事を行っている業者です。建物に関わることにはほぼ全て対応が可能な業者が多いのが特徴です。
しかし新築や住宅をメインで行っている工務店では、店舗改装に関する知識が少なく、ありきたりなデザインや理想の店舗にならない可能性もあります。
工務店にて、店舗改装を依頼する場合には、HPなどで過去の施工実績を確認し、店舗改装やリフォームなどを行ったことがあるか？という点について確認しておく必要があります。
店舗設計、デザイン会社
店舗設計、デザイン会社は、店舗改装の設計やデザインの部分のみを請け負います。工事については、別途施工業者に依頼して工事を進めていきます。
店舗設計やデザインを専門に行っている業者であるため、店舗のコンセプトや消費者や時代の流れに合った店舗内装をデザインしてくれます。
内装業者や工務店にはない、オリジナリティあふれる店舗にすることが可能です。
失敗しない内装業者の探し方とは
ここでは失敗しない内装業者の探し方について紹介します。内装業者を探す時に注目するべきポイントがあります。
・店舗改装の施工実績は豊富か
・店舗改装の専門的知識は豊富か
・担当者との態度などはよいか
上記の3つのポイントについてはよく確認しておいた方がいいでしょう。
店舗改装の施工実績は豊富か
店舗改装の業者探しで、重要な項目のひとつとして施工実績の豊富かどうか確認しましょう。HPなどに施工実績を掲載しているところが多いので、参考にするのがおすすめです。
過去の施工実績を確認することによって、自分の好みに合うデザインを行っているか、店舗改装の経験の多さがわかります。
実績豊富でもデザインが好みに合わないこともありますし、デザインはいいが経験の方が足りないといった、業者選びの参考にしましょう。
店舗改装の専門的知識は豊富か
施工実績に続いて、店舗改装の知識の豊富さについても確認しましょう。こちらもHPや、口コミ、実際に問い合わせをして確認することが可能です。
店舗改装でも、飲食店の改装とオフィスの改装では、設計デザインの面で大きく変わってきます。
専門的な知識がなければ、建築基準法や消防法などさまざまな規制に引っかかるものとなったり、店舗の運営にあたって不便なデザインとなってしまいます。
そのような失敗がないように、自身が運営する店舗の業態の工事の経験や知識が豊富な業者を探しましょう
担当者との態度、人柄などはよいか
各業者の担当者の態度や人柄も業者探しのポイントとして注目しましょう。店舗改装は、打合せをして、デザインを決めて、工事完了まで長い期間を必要とします。
その中で、担当者との打合せをする機会は多く、コミュニケーションがしっかり取れていないと工事はスムーズに進みません。
打合せや工事中の認識の違いによる「言った、言わない」といったトラブルや、金額面のトラブル、完成後のアフター対応など、担当者の良し悪しは全てに関わってきます。
店舗もデザインや施工のレベルも大事ですが、担当者の態度や人柄についても注視して業者探しを行うことが重要です。
優良業者の見分け方
数ある内装業者の中で特に優良な内装業者を見分けるためのポイントについて２つ紹介します。
・現調が丁寧
・工程表などの情報共有
ほんの一部ではありますが、優良で信頼できる内装業者では、実施されていることが多いポイントです。ここからは、この2つについて解説していきます。
現調が丁寧
店舗改装を進めていくためには、実際の現地の状況を細かく理解しておく必要があります。現場のさまざまの寸法であったり、立地や近隣の状況を把握し、デザインに反映させなければいけません。
現調を適当に行うと、図面通りに納まらない、近隣とのデザインが合っていないといったトラブル発生の可能性が高まります。
優良な業者ほど、始めの現調を丁寧に力を入れていますので、判断基準のひとつとなるでしょう。
工程表など情報共有
工程表と比べての工事の進捗状況や、施工の確認などの情報共有を業者内だけでなく、依頼者とも行う業者は信頼度が高いです。
工事中の出来事や工事状況を隠すことなく共有できるということは、工事についても自信をもって行っているからです。
こういった業者は、隠し事なく真面目に工事をしてくれる業者が多いので、工事中の連絡方法や工程表の開示についてなど聞いてみてもいいでしょう。
まとめ
今回の記事では、店舗改装を行うための内装業者の探し方から、優良業者の見分け方について解説していきました。
店舗改装は、店舗の売上や集客につながるため、実績豊富でセンスのある優良業者に依頼したいと考えられることが多いでしょう。
数ある内装業者の中から優良業者をみつけてください。店舗改装のことでお悩みの方は、私たちサイファーにぜひ一度ご相談ください。
私達がこれまで手掛けてきたデザイン事例（設計事例、施工事例）をご紹介します。 店舗デザイン、オフィスデザイン、住宅のデザインなど、幅広いジャンルの設計施工を承っております。気になるデザインがございましたらお気軽にお問い合わせください。
