【5分でわかる】マンションリノベーション費用相場は?リフォームで注意すべきポイントと改装費用節約のコツを解説します
マンションリノベーションは、住まいを快適にするための大きな投資です。しかし、リノベーション費用は高額になることが多く、どのような改修を行うかによっては、予算を大幅に超えてしまうこともあります。
この記事では、マンションのリノベーションを考えている方のために、費用の相場や節約のコツ、注意点を紹介します。コツを掴めば、リノベーション費用もグッと抑えられるので、ぜひ参考にしてみてください。
マンションデザインに関する記事は以下の記事カテゴリーでまとめています。マンション、アパートのデザインのトレンド、リフォームのコツなどを詳しく解説していますので、ぜひこちらも合わせてご確認ください。
リノベーションとは
リノベーションは、建物や部屋などの改修のこと。古い建物や部屋を新しいものに作り替えたり、使用目的を変えたりすることが一般的です。
具体的には、壁の塗装や床の張り替え、キッチンやバスルームの改修、電気配線や水道管の更新、窓やドアの交換、内装の変更など、建物や部屋の内外などを改善できます。
また、建物や部屋の使用目的を変更する場合には、間取りの変更や新たな設備の設置が必要です。リノベーションには、建物や部屋の見た目を美しくするだけでなく、機能性や快適性を向上させたり、耐震性や断熱性を高めたりできます。
また、古い建物や部屋を再利用することによって、環境にも配慮した住環境も作れます。
マンションのリノベーション費用の相場は?
マンションのリノベーションは、間取りや広さによって費用の相場は異なります。
一般的にリノベーション費用の相場は、1㎡あたり15~20万円といわれています。例えば、2LDKの場合だと600~900万円前後、3LDKだと700~1,200万円前後です。
ただし、これはあくまでも相場にしか過ぎません。特別な材料や高機能な設備を導入する際は、相場よりも高くなるので注意が必要です。
マンションのリノベーション費用を節約するコツ
マンションのリノベーション費用は、先ほど説明したように高額な費用がかかります。なるべくなら、費用を抑えてリノベーションしたいもの。
そんな方は、これから紹介する節約のコツを取り入れてみましょう。内容によっては、出費をかなり抑えられるのでお得です。
プロに相談する
プロに相談することは、リノベーション費用を抑える上で重要なポイントです。まず、施工業者や設計士は長年の経験をもとに、予算内で最適な改修方法を提案してくれます。
また、専門家ならではのアイデアやノウハウを活かすことで、より効果的な改修ができます。専門家に相談することで、トラブルを未然に防止できるのもメリット。万が一、トラブルが発生した場合でも、専門家に相談することで迅速に解決できます。
中古品を活用する
キッチンやバスルームなどの設備は、新品だと高額になりがちです。しかし、中古品を活用することで、新品の商品に比べて格安で手に入れられます。特に、家具や建具などの大型のアイテムは、節約するのにおすすめです。
ほかにも、中古品は、新品の商品と比べて個性的なデザインを持っていることが多いので、個性的な空間を表現できます。
ただし、注意する点もあります。中古品を活用するときは、信頼できる販売元から購入すること。信頼できないところから購入すると、状態や品質の説明がなかったりトラブルに発展したりします。
自分で状態を確認することはもちろん、販売元からの説明もしっかり確認した上で利用しましょう。
DIYでできることは自分で行う
リノベーションにおいて、壁の塗装や照明器具の取り付け、フローリングの張り替えなど、比較的簡単な作業はDIYで行えます。自分ですることで、職人に依頼する場合に比べて費用を抑えられるので、節約にもなるでしょう。
ただし、重要な工事や、専門的な作業については、プロに依頼することが望ましいです。とくにDIY初心者の方は、適切な道具や材料の見極めも大切。安い材料を選ぶと、耐久性や品質に問題が発生する場合もあります。
また安全に作業を行うために、作業中は手袋や保護メガネ、マスクなどの着用も心がけてください。
無駄な改修はしない
リノベーションをするとなると、「ここも!あそこも!」と、いろいろ改修したくなるもの。予算の範囲内であれば、どれだけリノベーションをしてもいいですが、想像以上に費用がかかってしまいます。まずは、リノベーションの前に、改修する項目を優先順位付けして決めましょう。
重要な部分から改修を行うことで、無駄な費用を抑えられます。例えば、水回りや電気配線など、安全面や快適性に影響する箇所を優先するのが望ましいです。
また、間取りを大幅に変更するような改修は、費用がかかるだけでなく、施工に時間もかかってしまいます。建物の構造や設備に問題がない場合は、取り替える必要がないものはそのままにしましょう。
補助金を利用する
自治体や国からの補助金を利用することで、リノベーション費用を抑えることができます。
まずは、リノベーションに関する補助金制度を調べましょう。地域によって異なるため、自治体のホームページや、住宅・建築関連の団体などから情報収集してみてください。
また、補助金を受け取るには、一定の条件を満たす必要があります。例えば、改修内容や改修対象物件、補助金の申請期間などです。
マンションをリノベーションする際の注意点
マンションのリノベーションをする際は、いくつか注意点があります。トラブルに発展する可能性もあるので、事前に確認しておくことが必要です。
管理規約や建築基準法に違反しないこと
マンションには、リノベーションに関する規約が定められています。リノベーションする際には、管理規約や建築基準法などの法令を遵守しなければいけません。特に、共用部分や構造上の制約などについては、事前にマンション管理会社や自治体に確認するようにしましょう。
予算の見積もりをしっかりと立てること
マンションのリノベーションは、予算の面でも注意が必要です。事前に必要な費用を見積もり、予算内で改修作業を行うようにしましょう。また、予算内で改修作業が難しい場合には、優先度をつけて改修する項目を決め、段階的に改修を行う方法もあります。
騒音や振動などに注意すること
マンションには多くの住民が住んでいます。マンション内では、隣人への騒音や振動などに注意が必要です。リノベーション作業を行う際には、マンション内の住民に十分な配慮をし、騒音や振動が発生しないようにするようにしましょう。
まとめ
マンションリノベーションの費用相場は、リノベーションの規模や内容によって大きく異なります。リフォームの規模が小さくても数百万円以上、大規模な場合は数千万円になることも。
そのため、節約できるところは大いに活用するのがおすすめです。DIYでできる部分は自分で行ったり、中古品やリサイクル商品を使用したりするのもいいでしょう。
マンションのリノベーションでは注意点も多いので、トラブルを未然に防ぐために確認しておくことも大切です。リノベーションの内容や工程によって費用が変わるため、事前にしっかりと見積もりを取り、予算の見直しを行うようにしましょう。
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