暖房コストを削減!飲食店で取り入れたい寒さ対策とは?店舗デザインの観点から解説します

暖房コストを削減

飲食店を経営していくうえで、空調は欠かせないものです。昨今では燃料費が高騰していることもあり、できるだけ光熱費を抑えていきたいと思うのも事実だと思います。今回は、暖房コストを抑えるための寒さ対策について説明していきます。

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店舗で取り入れたい寒さ対策

サーキュレーターを活用する

サーキュレーターを活用する

足元まで温めるためには、サーキュレーターを活用し室内の空気を循環させるのがおすすめです。暖かい空気は上に上がるため、天井に近い場所にサーキュレーターを設置することで空気を循環させ、効率よく店内全体を温めることができます。

電気代の高騰が継続することが懸念される今年の冬の節電対策としても有効です。

サーキュレーターの設置に関しては、天井に近い場所に市販のシーリングファンを設置したり、店舗設計の段階で天井に大きなファンを設置する計画をしたり、壁に取り付ける型の扇風機を導入したりするのもいいでしょう。

底冷えしづらい床材を選ぶ

底冷えしづらい床材を選ぶ

足元の底冷えを対策するには、タイルカーペットや無垢材フローリングなど保湿性に優れており、冬でも足元が冷えにくい床材を選ぶことも重要です。

磁器タイルや大理石、コンクリートなどは底冷えしやすい素材のため、このような素材を選ぶ場合はより徹底した寒さ対策が必要となります。底冷え対策を実施する方法として、客席に床暖房を導入するのもひとつの方法です。

靴を脱ぐお座敷タイプの店の場合には、アルミのシートやホットカーペットを敷くなどの対策も有効です。

ブランケットや電気毛布などを用意する

暖かい空気は上に向かい、冷たい空気は下に溜まるため、暖房を効かせているつもりでも足元は冷えているということも多くあります。そのような場合には、ブランケットや電気毛布があると足元を暖めることができ、お客様にも喜ばれます。

ビニールカーテンを活用する

店舗の出入口やテラス席、店舗の開口部にビニールカーテンを設置することで、室内の最適な空気を外に逃がさないだけでなく、外気を室内に取り入れないことにもつながります。

また、設置するビニールカーテンは、設置する場所によって透明にするのか、、不透明にするのか、どのような効果が期待できるものを使用するのかを選ぶ必要があります。ビニールカーテンにどのような種類があるか簡単に説明します。

耐候ビニールカーテン

屋外に面した太陽光や雨風にさらされる機会が多い場所では、ビニールの劣化や硬化につながりやすいため、屋外対候性の高いビニールカーテンを使用するのがおすすめです。

UVカットビニールカーテン

テラス席や屋外に面した関では、お客様に太陽光が当たることになりますので、紫外線をカットする機能がついたUVカット機能付きのビニールカーテンを使用するのがおすすめです。

防虫ビニールカーテン

郊外の店舗や夜間でも強い光を発している店舗では、虫が集まりやすいので、防虫ビニールカーテンがおすすめです。使用するものによっては、薬剤を使用していない物もありますので、効果などを比較したうえで選定してください。

防汚ビニールカーテン

舗装されていない道路に面している店やグラウンドなどの砂地が近くにある店、海辺近くの店に居ついては、ホコリや砂、汚れが飛んでくる可能性がありますので、汚れが簡単に落ちる防汚加工がなされている防汚ビニールカーテンが有効です。

石油ストーブを設置する

テラス席には、石油ストーブを設置するのも有効です。石油ストーブには、空気を循環させて暖める対流式と、輻射熱で暖める反射式の2種類がありますがどちらの場合でも給油の必要があるものの、コンセントがない場所でも使用することができ、素早く暖まるのが特徴です。

また、石油ストーブの上でお湯を沸かす等することで、湿度を保つのにも役立ちます。ストーブに直接触れてしまうと引火ややけどの恐れがあるため、周りを囲うガードを設置したうえで使用する必要があります。

窓に断熱シートを張る

窓に断熱シートを張る

室内の温度は窓の周囲から冷えてしまいます。窓ガラスに触れるとひんやりと冷たく感じるのは、冷気がガラス伝いに入り込んでいるためです。

厚手のカーテンを用いることでの対策も考えられますが、昼間でもカーテンを閉じていなければならず、室内が暗くなってしまうだけでなく、閉店していると勘違いされてしまう可能性もあります。

窓ガラスに断熱シートを張ることで、室内の雰囲気を崩すことなく明るい状態を保つことができるだけでなく、閉店していると勘違いされる心配もありません。

さらに、断熱シートであればホームセンターやインターネット経由で購入することができますので、気軽にできる対策という点では、実践しやすいでしょう。

まとめ

冬の暖房コストの削減方法

今回は、冬の暖房コストの削減方法をいくつか紹介してきました。どの方法でもそれなりに初期費用が必要となり、定期的なお手入れやメンテナンスも必要になります。

効果的な防寒対策を実施することで、節電に取り組むことで環境にも優しい取り組みになりますので、しっかりと考えて対策しましょう。店舗の防寒対策は私達CYPHERにお気軽にご相談ください。

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