リペア工事とは？リフォームと何が違う？リペア補修工事が得意な業者の見分けも解説します
cypher2023
建築工事中であったり、生活している中で家具や床、建具など故意ではなく傷をつけてしまうことがあります。大事な家具や、目立つような傷は何とかキレイに修繕できないものかと思われる方も多いのではないでしょうか。
そんな悩みを解決するのに最適なのがリペアです。リペアを利用することで、家具や建具など買い替えたりすることなく、傷となった部分のみをキレイに修繕することが可能となってきます。
今回の記事では、便利でコストを抑えることが可能なリペアについて詳しく解説していきます。
デザインコンセプト作成の流れは以下のページで詳しく解説しています。実際にお客様に提案しているマインドマップや図表、イメージパースを元に、考え方の整理方法からコンセプトを具現化するまでを解説していますので、ぜひこちらもご参照ください。
リペアとは？
リペアとは、建築業界で利用される場面が多いのですが、建具や床などの傷や劣化を補修することをいいます。傷や劣化だけでなく凹みや塗装の剥がれなどにも対応が可能で、特に技術力の高いリペアでは、問題のあった箇所がわからなくなるぐらいに補修や修繕できます。
特に新築住宅のお客様のお引渡し前の最終チェックで発見された傷などの修繕に利用されることが多いです。工事中はさまざま業者が出入りしながら工事が進んでいくため、ちょっとした傷などはどうしてもついてしまいます。
傷のついた箇所が交換可能なものであれば、交換することが一番良いのですが、交換等が困難な場合にはリペアによって修繕を行います。
リペアとリフォームの違いとは
リペアとリフォームは似たような意味をもつ言葉ですが、その違いについて解説していきます。リペアは、傷や劣化などの補修箇所を素材はそのままに補修、修繕を行います。
補修箇所がある物を交換などをすることなく、補修が可能であるため比較的安く費用を抑えることができます。
リフォームは、住宅における劣化部分や気になる箇所を解体したりして、新しいものを取りつけたりすることをいいます。解体したり、新しい材料を準備したりとリペアに比べるとコストは高めです。
明確な定義はありませんが、簡単に分けると補修や修繕によってキレイに仕上げるのがリペアで、取り換えたり、新しく取り付けることがリフォームと分けることが可能です。
リペアのメリット、デメリットとは
リペアは便利な部分が多くメリットを感じる場合が多いですが、メリットばかりでなくデメリットとなる部分も存在します。
ここからはリペアのメリットとデメリットについて紹介していきます。メリットとデメリットを正しく理解して、リペアを利用していきましょう。
リペアのメリット
リペアを利用するメリットについて主に3つあります。
・費用が抑えられる
・補修工事の工期は短い
・材料を無駄にしない
リペアは傷のついた材料を交換したりする場合に比べ費用を安く抑えられます。床に傷がついた場合、リペアでは傷のついた箇所を補修するのみで完了します。
リペアを利用しない場合は、床を張り替えることとなるため、材料費と大工の手間代もかかり費用が多くかかってしまいます。
さらにリペアの場合は傷の程度にもよりますが、作業時間は1箇所1時間もかかりません。張り替えや交換が必要な場合は、1日で完了しないこともあるでしょう。
リペアの作業では、素材はそのままに補修をおこなっていくため、材料を無駄にすることなく、キレイに仕上げることが可能です。
リペアのデメリット
リペアのデメリットとしては、傷や劣化の具合によっては対応が困難な点です。
リペアは傷をキレイに仕上げることは可能ですが、古く劣化が進みすぎて、使用が困難となった材料の状態を回復させることはできません。
あくまで見た目の補修だけとなってしまうため、強度などを戻すことができないのがリペアです。
リペアで対応が不可能な場合は、材料を交換するなどリフォームの範囲になってきますので、補修箇所の状態はしっかり確認して利用することが必要です。
優良なリぺア業者の見分け方
リペアはその技術力によって仕上がりに大きく差が出るものです。
リペアを依頼して作業をしてもらっても、補修箇所がわかり目立つような仕上がりでは、満足いくものとはいえません。
そんなリペア業者の探す際に、優良なリペア業者を見分けるポイントがあります。
・施工実績が豊富
・補修出来る出来ないを明確に判断してくれる
・少人数制で行っている
上記の3つのポイントについて詳しく解説していきます。
施工実績が豊富
HPをもっている業者であれば、施工実績などを確認しましょう。施工実績は過去にどのような補修を行ってきて、どんな仕上がりになっているのかが確認できます。
さまざまなリペアを経験している業者は技術力も高く、対応力も高い傾向にあります。補修箇所の素材は木、金属、樹脂など多種多様です。
経験がなければ、色を合わせることも困難で、仕上がりのレベルが大きく変わります。施工実績から多くの情報を得ることが可能なため、必ず確認しましょう。
補修出来る出来ないを明確に判断してくれる
リペアを依頼する際に、現場を見てもらったり、写真をみてもらって、リペア可能かどうかの判断を即答してくれる業者を選ぶことがおすすめです。
対応できないものを対応できるといって、いざリペアを行ってやっぱり出来ませんでしたとなるような業者は信用できません。
できるものを正しく判断してくれ、仕上がりについても、このようになりますなどの説明を丁寧にしてくれる業者を選ぶことが重要です。
少人数制で行っている
リペア業者の中でも少人数制でやっており、職人がベテランの方が多い業者がおすすめです。大きなリペア業者では、職人によっての技術力の差も大きく、仕上がりのレベルの差が大きい傾向があります。
少人数制でベテラン職人の多い業者は、技術力に変わりがないことが多いです。経験や知識が必要なリペア業者選びでは、会社規模に注目して探してみましょう。
まとめ
今回の記事では、リペア工事とはどのような工事で、リフォーム工事の違いなどについて解説していきました。工事中の仕方がなく交換が不可能な傷や劣化をきれいに仕上げてくれるリペア工事は、建築工事では必要不可欠な工事です。
工事の最終仕上げの場面で、施工に入るリペア工事は、これからも利用されることが増えていくものといえます。傷や劣化の回復にぜひ一度リペア工事を利用してみてください。
リペア工事のことでお悩みのことがあれば、私たちサイファーにぜひ一度ご相談ください。
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